ディフェンスのライン間に生まれたスペースに入っていく動き「エントレリネアス」の基本

エントレリネアス(エントレラリーニャ)

「エントレリネアス(entre líneas)」とは、スペイン語で『ライン間』を意味する言葉です。カタカナでは"エントレラリーニャ"と表記されることもあります。

ここで言う「ライン間」の対象は、ディフェンスラインです。つまり、エントレリネアスは「DFラインとDFラインの間」ということになります。

下の図を見てください。

「エントレリネアスの基本」説明図01
オフェンスがA~D、ディフェンスが1~3。
「エントレリネアスの基本」説明図02
前方のディフェンスライン(DF1と2)と後方のディフェンスライン(DF3)の間にある黒枠のスペースにオフェンスAが入り込む。

この図のディフェンスラインは「前方の2人」と「後方の1人」の2つです。

この間のスペースにオフェンスの選手であるAが下りてきます。この動きが「エントレリネアス」です。

動き自体が効果を発揮する「エントレリネアス」

上の図で説明したような「DFライン間に動く」というエントレリネアス。

では、このエントレリネアスにはどのような効果があるのでしょうか?

2つのパターンに分けて見ていきます。

エントレリネアスでパスを受けた場合

エントレリネアスをした後にその選手がパスを受けた場合です。

この場合、相手のマークが動き、ディフェンス側が意図していた陣形からバランスが崩れてきます。

攻撃側はそのほころびを狙っていくことで、数的優位な状況をつくりだすことも可能です。

エントレリネアスでパスを受けない場合

エントレリネアスをした後には相手ディフェンスのバランスが崩れます。

マークのズレを生じさせるとともに、エントレリネアスをしたことで生まれたスペースにスルーパスを出すなど、違った攻撃展開も考えられます。

エントレリネアスは、動きを繰り返すことで局面を打開できる効果的な動きです。